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スリムになりたい人は朝食に卵を!

エリカ・アンギャルさんは、2004年ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタント。
彼女のFacebookに、卵についてのこんなエントリーがありました。(許可を得て、転載しています。)

 

朝食についての次なるアドバイスは、「卵」です。朝食に卵を食べると、エネルギーが湧くだけでなく満腹感も得られるため、健康的な体重を維持することにもつながります。ゆで卵、スクランブルエッグ、ポーチドエッグなどの卵料理の朝食で1日をスタートすると、ベーグルの朝食を食べるよりダイエット効果が得られるという研究結果があります。

この研究では、低脂肪ダイエットを実践している女性を対象に、朝食に「卵をふたつ」食べるグループと、「ベーグルをひとつ」食べるグループに分け、各々同等のカロリー数と質量を食べて、その後の変化を比較する調査を行いました。8週間後、卵を食べたグループはベーグルを食べたグループに比べ、体重が65%多く減っていただけでなく、ウエストラインの減り具合は約2倍でした。

卵のこの効果は他の多くの食材に比べ、満腹感をより長く感じられることに起因します。実際に、朝食に卵を食べたグループは、朝食摂取3時間後のグレリン(食欲を増進させるホルモン)の値が低いということが研究によって明らかになりました。それはすなわち、卵のグループは、3時間経っても満腹感を感じていたということです!さらに、PYY3-36という満腹感を示す別のホルモンの値も高かったのです。

また、朝食に卵を食べた場合、1日の総摂取カロリーがベーグルを食べた場合と比べて400カロリー以上少なかったということです。クッキーやケーキ、スナック菓子など、魅力的だけど体に良くない午後のおやつを控えたい方や、食パンや白米など、炭水化物だけで朝食を済ませている方は、朝食に卵を加えることで腹持ちが良くなり、余計なカロリー摂取を防げます。

最後に、コレステロールのことは気にしないでください。この研究では、卵を朝食に食べたグループが、ベーグルを食べたグループより悪玉コレステロール値が高く、善玉コレステロール値が低いという結果は得られていません。最新の研究によると、適量の卵の摂取は、コレステロール値の上昇にはつながらないということも示しています。これについてはまた別の機会に詳しくお話しますね。

Lots of Love, Erica

出典:Dhurandhar, N. V., et al., “Egg breakfast enhances weight loss,” The FASEB Journal, 2007;21:538.1.Layman et al., “Protein Quantity and Quality at Levels above the RDA Improves Adult Weight Loss.” Journal American College Nutrition, 2004; 23: pp: 631-636.

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